「清匠庵(せいしょうあん)」は、佐久間建設工業(株)が古民家再生プロジェクトとして改修した社会
実験モデルハウスです。(2013年6月に竣工・福島県大沼郡三島町・早戸本村)
「清匠庵」の主旨
■地域の空き家対策と地域活性化
奥会津地域も過疎化が進むと同時に空き家が増え地域衰退の要因のとなっております。当プロジェクトでは、古民家再利用のモデルハウスであると同時に、新しい人的交流、新たな産業の創出の拠点とすべく社会実験モデルとしての活用を図ります。
■快適な住環境の提供と都会の仕事を誘致するワークシフトのモデルハウス
「清匠庵」は、築約150年と言われる古民家を改修、古民家の風情と素材を生かしながらも内外装を一新、内装は和室を中心に囲炉裏や薪ストーブを設置し快 適な住環境となっております。また、都会の仕事を誘致、ワークシフト化をするため、光回線による快適なネットワーク環境とオフィス機能(オフィス・コロ ボックルのご協力による)を設置しております。
■人的交流とワークシフトのモデルハウスとして利活用の促進
地域内のみならず地域外との人的交流の場として、また、セミナー、研修、会議などで積極的に利用いただく事をを推進していきます。 見学や体験利用も受け付けておりますので、興味ある方は是非お問い合わせください。
■オフィス・コロボックルとの連携で東京のベンチャー企業の誘致を実現
復興支援活動の一環として会津地域でビジネス支援を行っている「オフィス・コロボックル」と連携し、清匠庵の2Fに「オフィス・コロボックル@奥会津」を 設立しオフィス機能を提供しております。 また、ビックデータのアプリケーション開発を行う東京のベンチャー企業「(株)toor」が、本年6月末に住民
登録をして清匠庵一室に会社を移し業務を行っております。今後も引き続き企業誘致や業務のワークシフトによる移住などを推進していきます。